ざっと日刊つり人

釣り情報満載! 国内で最も歴史のある釣り雑誌「月刊つり人」編集部員によるオフィシャルブログです。
取材時の裏話など、釣りにちょっぴり役立つ記事を、ざっと日刊でお届けします!

那珂川

ヤマベ(オイカワ)を釣って食べる

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ヤマベ(オイカワ)。関西ではハエと呼ばれる

ヤマベは旨いのか…。

釣り人の間で、たまに話題になる。
「骨っぽくて食えないよ」
という人がいれば
「以外に美味しいよ」
という人もいる。

秋から冬にかけて好機を迎えるだけに
白黒はっきりつけようではないかということになった。
審判は月刊つり人でおなじみの村田春雄さん。
ハエ釣りが大好きということに加え
30年以上もフリーライターとして
全国各地の旨いものを食べ歩いてきた。
まさに適任である。

問題がひとつ。
業界では名人ではなく、迷人で通っているだけに
肝心のヤマベが釣れるかどうか…。

正直、何もかもが不安で仕方なかったが、
今回の村田さんは別人のようで、
釣りも料理もバッチリ。
一番驚いたのは本人のようで
「なんだこりゃ、ワカサギより旨いじゃん」
と太鼓判。

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二度揚げすると、骨が全く当たらずにサクサクした歯ごたえになる

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「ビールの肴に最高!」

甘露煮以外でヤマベを食べたのは僕も初めてだったけど
箸が止まらないくらい美味!
これまで、なんで食べなかったのかが不思議なくらい。
今年の冬はヤマベ釣りするゾ〜!








川魚専門店直伝のアユ飯

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じゃじゃ〜ん!

栃木県那珂川の小川地区では
ただいま、こんなアユが釣れています。
この背ビレの長いこと!
こんなのを40〜50尾も釣る人がいるというのですから
たまらん、たまらん。

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若鮎大橋から俯瞰する

小川地区は岩盤底なので、
必要以上に細いイトは危険。
僕は0・4号の付けイトを使っていたけれど、
2度も切られた!
岩盤にコスれて切れてしまうみたい…

帰宅後、現在発売中の月刊つり人9月号に掲載されている
那珂川の「林屋川魚店」直伝のアユ飯作りにチャレンジ!

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アユを素焼きにして

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何尾かを半分にちぎって出汁を取ります

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その出汁でご飯を炊き、身をほぐして入れると…

まいう〜!

とっても濃厚で、いつまでも後引きます。
臭みも全くなし。
これまでは、素焼きにしたアユを単にお米の上に乗せて
炊いていただけだったけど、
こっちのほうが断然旨い!

詳しい調理法はぜひとも月刊つり人9月号をご覧ください!
(山根)






7月20日、那珂川よりアユ釣り実況

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20センチ高の那珂川町裏の流れ

那珂川の黒羽地区から実況。
水位は20センチ高。
水色は笹濁り。
流芯のアカは飛んでおり、ヘチの残りアカねらい。

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開始早々、高瀬のオヤジさんがヒット

高瀬おとりのオヤジさんは船から残りアカをねらい良型をヒット。
カメラマンのジョッパこと鈴木雅雄さんも、
勇猛果敢に高瀬さんのそばに立ちこみ
ポツポツとアユを掛ける。
すごい気合いだ…

話しかけるのも憚れるほどのオーラ。
それじゃあ、アユも逃げちゃうかも…
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高瀬さんとジョッパさんの2ショット

さあ、ぼくも参戦かと思いきや、ポツリポツリと天から降ってきた。
さあ、どうしよう。
と迷っているところで、ライターの森久さんのサオが曲がる。
これは行くしかない!

ちなみに、高瀬さんいわく、3、4日もすれば、
流芯に新アカが付いてグッドコンディションになるとのこと。
(山根)
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