ざっと日刊つり人

釣り情報満載! 国内で最も歴史のある釣り雑誌「月刊つり人」編集部員によるオフィシャルブログです。
取材時の裏話など、釣りにちょっぴり役立つ記事を、ざっと日刊でお届けします!

魚料理

釣魚料理の季節

「鯵は味なり」

と、江戸時代の学者、新井白石は言っている。
とびきり味がいい魚だからアジとなったというワケ。

たしかに、アジは旨い。
特に、この時期は脂が乗ってめっちゃ旨い。

そんなわけで
好評発売中の月刊つり人11月号では、第2特集で
ウワサのアジングに迫っています。

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コマセを使わず
ルアーひとつでアジを釣る。

本当に釣れるのか?

これが、信じられないくらい釣れるんです。

まあ、詳しくは月刊つり人11月号を読んでいただくとして
今日の話題は「鯵は味なり」
です。

アジは手軽に釣れるうえに調理も簡単。
魚料理の基本ともいわれている。

アジを上手にさばけるようになれば
マダイだろうが、カワハギだろうが、カンパチだろうが
なんでもこい。

食欲の秋。
魚がとっても美味しくなる秋。

偽装の心配のない釣魚料理に舌鼓を打とうではありませんか!

というわけで
小社から好評発売中の
「釣魚料理本」&「魚のさばき方DVD」を紹介します。

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旬の魚は釣りたてで美味しくいただきます
9月27日に発売になったばかりの最新刊。

収録魚種は
ハゼ、カワハギ、イイダコ、クロマグロ、イワシ、マダイ、マコガレイ、ウミタナゴ、メジナ、ヤマベ、アイナメ、メゴチ、ボラ、マアジ、サヨリ、アマダイ、ハヤ、カサゴ、シロギス、ペヘレイ、サバ、カツオ、イシモチ、オショロコマ、ニジマス、タカベ、イサキ、イナダ、マルソウダ、ヒメマス、ワカサギ、フッコ、メバル、カマス、ムツ

男子でもノープロブレムのお手軽料理法を
カラーページでどんと紹介しています。

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続いては
釣魚料理の極意

スローライフ、スローフード、スローフィッシングの達人
西野弘章さんが基本的な料理から独創的な料理までを一挙公開。
ちなみに、現在発売中の月刊つり人11月号でも
西野さんがボラやゴンズイ、ベラといった
B級グルメ料理法を紹介しています。

でもって最後が

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魚のさばき方に徹底的にこだわったDVD、その名も
魚のさばき方

江戸時代から続く港区芝の「おかめ鮨」五代目店主が、
早くて、簡単、美しい魚のさばき方を紹介!
収録魚種は
アジ、アナゴ、カワハギ、カレイ、サヨリ、シロギス、マダイ、マゴチ、メゴチ、スミイカ、ヤリイカ
の全11魚種。

さあ、この秋は
豊かな魚食ライフを謳歌しようではありませんか!
(山根)



伊豆大島は魚が旨い

なぜ君は大島に行くのか

と問われれば
僕は即座に言うだろう。

「だって魚が旨いんだもん」

めじな刺身
見てくださいな、脂が乗り切ったメジナの刺身

一般的に魚は冷たい海域のほうが旨いといわれる。
脂が多いからだ。
大島は伊豆諸島の中で最も北に位置し
厳寒期には時に12度台まで水温が落ちる。
当然ながら、魚は低水温に耐えるために
全身にたっぷりと脂をまとうのである。

魚が好きな人におすすめな宿は
民宿三佳。
地の魚をこれでもかと食べさせてくれるうえ
釣った魚も美味しく調理してくれる。
釣るのも食べるのも好きという人には
とっても居心地のいい宿である。

今回はメジナの刺身やキンメダイの鍋のほか

めじなふらい
メジナのフライ。病み付きデス

たかべ煮付け
タカベの煮付け。個人的にはイサキより断然旨いと思う

たかべセゴシ
冬のタカベは脂の乗りが今ひとつだけど、背ごしで食べると最高ッ!

はんばごはん
仕上げはハンバご飯。朝採りのハンバノリとご飯を油で炒めた三佳名物

あ〜、腹減ってきた。
また旨い魚を食べに行きたい!(山根)


親孝行は痛くて旨い

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さて、これはなんでしょう…?

この夏、家族サービスといえば
南房総の防波堤にイワシを釣りに行ったことくらい。
これって、家族サービスっていうのかしらん( ̄□ ̄;)

家族サービスがこの有様だから
親孝行など推して知るべし。
でも、明日は敬老の日。
親孝行したい時に親はいないなんていうし、
久しぶりに実家へ。

絶妙のタイミングで
生きたまま魚を配送するビジネスを始めた知人が
「試しに食べてみて」
と活魚を送ってくれるという。
で、海水の入った厚手のビニールに入れられた来たのが
上の写真の魚
正解は
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オニオコゼでした〜!

このほか、キモパンカワハギも生きたまま届き
しっかりと活け締めされたシマアジ、マダイも。
ビニールから取り出したオニオコゼは元気そのもの。
娘と両親に
「この背ビレに毒があるから、ハサミで最初に切って…」
なんて得意気にさばいていくと、

痛ッ☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆

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オニオコゼの毒にやられてみるみる腫れた親指

教科書どおりに親指に刺してしまいました(>。<)
ズッキン、ズッキンという鈍痛で左手の握力がほぼなくなり
「親孝行、もはやここまでか…」
と諦めかけたけど、
滅多にない機会なので気合で続行。
P9160033.jpg
こんなふうにしてやりました(まだ生きてます)

オニオコゼはなんといっても空揚げ。
170℃くらいの低温でじっくり揚げてから一度取り出し
火力をマックスにして高温でサッと二度揚げ。
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こんな感じにコンガリ揚がりました。周りの切り身はカワハギ

いやいや、旨いのなんのって。
親指の仇とばかりに、僕は丸1尾骨までしゃぶり尽した。
P9160035.jpg
マダイとシマアジの刺身。マダイの半身は皮霜造りに

マダイとシマアジはちょうど食べごろの1kgクラス。
脂が乗っていて、こっちも抜群に旨かったけど
やっぱりオニオコゼの空揚げが今夜の主役。
普通、毒にヤラれたら、もう顔も見たくない
なんてなるらしいけど、毎日でも食べたいくらい。

よ〜し、今度はねらって釣ってやるゾ!(山根)







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