アオリイカ専門誌『アオリイカ地獄』も今年で7年目。
その本の編集に携わるワタシが
本格的にエギングを始めて10年目。
東北から九州まで各地のアオリイカ釣り場に取材に行きました。
そして取材の傍ら、けっこう釣りもしています。

本誌の売りのひとつがデカイカなわけで
これまでに多くの3キロオーバー、4キロオーバー、
そして5キロなんて化け物も誌面を飾りました。

目利きもできるようになり、
他人が釣ったアオリイカは冷静に
「何キロかな」
と判断がつきます。
ウエイトを量ると、だいたい重さが合っています。

でも!
自分が釣ったとなれば話は別。
なにを隠そうこの私
悲しいくらいにデカイカと無縁なのです。
過去最高は南伊豆で釣った2キロジャスト……
それもヤエンの取材中……

ワタシの目の前で出た3キロオーバーも少なからずあり
そのデカさたるや分かっているつもりでした。
でも……

アオリ

先日の伊豆取材でコイツを釣った時には
「やった! ついに3キロ釣った!」
とハシャいでしまいました。

そんなワレを見失っているワタシに
同行者は「絶対にないね〜」と笑います。
でもって、なかなか量ってくれません。
「まだまだ〜」と言いつつ、
イカを逆さまにして体内に溜まっている海水を抜きます。

まさに馬の小便のように
ドボドボといつまでもいつまでも海水が出続けます。
1分近く逆さまにして
ようやくチョロチョロになっても
「まだまだ〜」と言ってイカを振ります。
見る見る内にウエイトが減っていきますが
これが正確な量り方なのだから仕方ありません。

で、結果は2300グラム。
かなりフツーの
なんのインパクトもない重さでした(笑)。
でも、ワタシにとっては記録更新。
実際、引きもハンパではなく
たぶん10分近くやり取りしました。

当日はギャフではなく玉網だったこともあり
近くまで寄せると玉網に驚いて猛ダッシュ!
逆噴射のすさまじさは想像以上で
本当の3キロオーバーなら
ひとりでランディングできる自信がありません。

胴の長さは38センチでした。
ちなみに現在発売中の『アオリイカ地獄7』に登場する
中島文康さんの釣った3500グラムは胴長47センチ。
須藤正人さんの釣った4500グラムは胴長50センチ。
菊間将人さんの釣った4100グラムは胴長50センチ。
3年前に
笛木展雄さんの釣った4550グラムは胴長52センチ。

少なくとも胴長が40センチ以上なければ
2キロ後半程度なのでしょう。
精進せねば……。
(天野)