葛飾区亀有公園前派出所に出てくるような
東京の下町の風情ある街並みは
都市開発により年々消滅しています。
そんな現代にあって
昭和のムードが濃厚に漂っている街が
葛飾区の立石です。
昨夜、京成立石駅前の老舗釣具店、うつぼやさんにお邪魔しました。

うつぼやさんが開店したのは
月刊つり人が創刊した3年後の昭和24年。
いまだに当時の風情を残しています。

店内には、レアものがうず高く積まれています。
ルアーなんかも
パッケージが色あせているものが多くあり
収集家には一見の価値ありです。
で、その後は
これまたディープな下町ワールドへ。

飲み屋はどこも満席状態で
ワイワイ&ガヤガヤ活気があります。
人気店の中には
話し声が大きいと店主に怒られたり
料理を食べていないと、食べないならもう帰れと言われたり
帰り際に店内でコートを着ようとすると、外に出て着ろと言われたり
空いた皿を下げようとすると、勝手に下げるなと怒られたり
興味深い逸話のあるお店が少なくありません。
で、我々も、昨夜はうっかりビール瓶を下げようとして
オネーさんに
「下げるんじゃないよ!」
と一喝されたしだい……。
Mっ気のある方は痺れるかもしれませんね。。。
(山根)