ざっと日刊つり人

釣り情報満載! 国内で最も歴史のある釣り雑誌「月刊つり人」編集部員によるオフィシャルブログです。
取材時の裏話など、釣りにちょっぴり役立つ記事を、ざっと日刊でお届けします!

2007年06月

名刺サイズの防水カメラ

岐阜から帰り、その翌日、つまり昨日は
道志川へ。
和良川の美味アユを6尾も一気に食べたためか
往復1000kmの運転疲れなど、まるでなし。
朝からビンビン絶好調(^。^;)

奥道志の大室指へ入釣し、
「さあ、張り切ってヤルぞ〜!」
と気合を入れたところで
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しまった、デジカメ水没…

な〜んてね。
実はコレ、防水デジカメなのである。
以前紹介したオリンパスのμ725SWの後継機種
μ770SW

防水5mのμ725SWは釣り人の間で大きな話題になり
僕の周りでも購入した人が多い。
編集部でも3名愛用し、日頃の取材で活用している。

μ770SWは防塵防水機能をさらに強化し、
耐防水はなんと10m。
ジャック・マイヨールじゃあるまいし
とてもとても10mなんて素潜りじゃ到達できませんゼ。

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奥道志の人気ポイント大室指

道志川にはアユを釣りに行ったのだけれど
まだ型が小さく追いもいまひとつ。
午後からはサオを置いてμ770SWで水中写真を撮りまくり。
カメラマンの浦壮一郎さんも
名刺サイズの水中カメラを絶賛。

μ770SWを使用した
「防水デジカメで釣り写真を上手に撮るコツ」
を月刊つり人9月号(7月25日発売)
で浦さんが詳細に解説してくれるので、
釣り写真に興味のある方はぜひともチェックしてみてください!
(山根)













日本一美味しいアユを食らう


岐阜県の和良村へ。

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鮎釣りのメッカ、和良川

村内を流れる和良川は
高知県友釣連盟が主催する
「第5回清流めぐり利き鮎会」
でグランプリに輝いたことで知られる。

馬瀬川や吉田川、長良川郡上地区など
岐阜県の河川はアユが総じて美味いといわれるが
利き鮎コンテストで岐阜県の河川がグランプリに輝いたのは
和良川が初めてだった。

グランプリに輝くまで、馬瀬川と郡上に挟まれた和良川は
知名度は決して高いといえなかったが
今や和良ブランドのアユは郡上アユよりも高値で取引されるという。
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和良アユの塩焼き

名実ともに日本一ともいえる美味アユを本日、
なんと6尾も食べてしまった!!

先入観があるとはいえ、
こんなにも違うものだろうかというほど美味かった。
驚いたのは、ハラワタに苦いというよりウニのような
マイルドな甘さがあるのだ。

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和良アユを炭火で焼く大澤さん

そんな激ウマ和良アユをご馳走してくれたのは
和良川の河畔に住み、小学5年生から和良川で
アユ釣りをしているという大澤克幸さん。
昨年のダイワ鮎マスターズの3位に入賞した実力者だ。

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アユに続いて和良川の天然ウナギ

大澤さんは和良川漁協の副組合長でもあり、
本日はなんと大澤さんが和良川で釣った特大ウナギまで
蒲焼にしてくれた。

いやさ、美味いのなんのって。
こんなの食べたら普通のウナギ食べられません。

和良川アユの詳細につきましては
月刊つり人9月号(7月25日発売)でたっぷり紹介いたします!








明日発売の8月号をチェック!


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アユの入れ掛かり。何度味わってもやめられません

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川底の石はアユに舐め尽くされピカピカ

いよいよアユ釣り本番。
みなさん、ガンガン釣ってますか〜?
僕は今のところ、4尾です( ̄□ ̄;)

さて、上の2枚はどこの川での写真でしょうか?
正解は多摩川です。
それも上流部ではなく、中流部の稲田堤(川崎市)です。
今月上旬に取材に行きましたが、
いやはや川はアユだらけ。

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これも多摩川です。上河原堰の下の瀬

明日発売の月刊つり人8月号
では、「衝撃の多摩川。天然アユ入れ掛かり」をはじめ、
全国の名手に聞いた「今夏、釣れるアユ河川はどこですか」や
「困ったときのQ&A」
気になる東北地方の天然アユのソ上状況を網羅した
「全国アユ河川解禁情報パート2」
など、アユ釣りの記事が満載です。

2007年のアユ釣りはまだ始まったばかり。
ぜひとも、月刊つり人8月号をチェックしてから
間もなく突入するベストシーズンを迎えてください(=^_^=)




那珂川でドブ釣り


6月19日に栃木県の那珂川へ。

言わずと知れたアユ釣りのメッカである。

今回は慣れ親しんだ友釣りではなく
ドブ釣り、今風にいうとアユ毛バリ釣りだ。

日本鮎毛バリ釣り団体評議会の澤渡要会長や
鬼怒川の大ベテラン斉藤次央さん
元東京ドブ研会長の関口昭二さんなどが一堂に会した。
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余笹川合流点の下に広がる淵が本日の釣り場

澤渡さんにタックルをお借りして見よう見真似でドブ釣りに挑戦。
オモリを着底させて水面近くまで引き上げ、アタリがなければ降ろす。
何回か9mのサオを上下させていると、いきなりグググッとサオ先が絞りこまれた。
「きたっ、きましたよ〜!」

思わず声をあげてしまうほどの強い引きだ。
上がってきたのは15〜16cmのアユだが、
このチビがこんなに引くなんて。
「いやいや、22cmくらいのがきたらサオが立ちませんよ」
とベテランの皆さんは口をそろえる。

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木製のケースに整然と並ぶドブバリ。ドブバリの種類は2000〜3000種とも

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ドブ釣りこそわが人生という澤渡会長

ちなみに、ドブ釣りのドブとは、淵のこと。
現在は河川改修工事により淵がなくなり、
ドブ釣りを楽しめる場所が激減してしまった。
那珂川は、今でもドブ釣りが楽しめる希少な流れなのである。

この日のドブ釣りの模様は
月刊つり人9月号(7月25日発売)で詳しくお伝えします!




東京湾で夕涼み&美食の船旅


夏は涼しい場所に釣りに行きたいもの。
渓谷でヤマメ・イワナと遊ぶのもいいし、
山上湖でボートに揺られるのも悪くない。
とはいえ、仕事で忙しい人にとっては、
避暑旅を満喫できる余裕はないはず。
もちろん僕も、取材では東北の渓流に行く機会があっても、
プライベートでそんな遠征をする時間もオカネもありません。

そんな僕ですが、
「こりゃプライベートでも遊べそう」と思えるプランが
身近にあることに気が付きました。
それが、つい先日取材した東京湾の夜アナゴ釣り。
入舟.jpg
今回お世話になったのは『入舟』さん。千住大橋のたもとにあります
2本ザオ.jpg
2本ザオでねらえば釣果もアップ。
でも初心者は1本のほうがトラブルは少ない


人によっては仕事が終わってから行ける7時過ぎの出船で、
東京湾でのクルーズが楽しめ、おまけに美味しいアナゴが釣れる。
船長が捌いてくれるので、
帰宅したらすぐにちょいと炙ってビールを一杯飲めるという
いうことなしのお手軽釣行である。

湾内の釣りなので、波の穏やかな日を選べば
船に弱い人でも楽しめるはず。

次々と.jpg
アナゴは口が硬いので大きくアワセを入れるのがコツ。
巻き上げは素早く行ない、一気に船内に収める

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東京湾のアナゴは程よく脂が乗って美味!
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船長が捌いてくれるので、手間いらずです

ちなみに取材当日は大雨で
かなり厳しいコンディションでしたが、
帰宅してから例によって大塚貴汪さんにいただいた
アナゴとールで小さなシアワセを味わいました。

そろそろ暑くなってきましたが、
友人や家族と一緒に夜の東京湾で涼めるアナゴ釣りは、
かなりおすすめです!
今月25日発売の月刊つり人8月号に
大塚さんのテクニック解説が掲載されていますので、
興味がある方はぜひご一読を。



父の日のプレゼント


釣り雑誌の編集。

たしかに仕事は面白い。
取材で釣りができる機会もしばしば。
「いいよなあ、釣りしてお金もらえるなんて」
と、人からよく羨まれる。

でも、キツい面もある。
まずは時間が不規則。
特に磯釣り取材などは完徹が当たり前。
自分は学生時代の麻雀で徹夜には免疫があるが
麻雀をしない最近の若者には、これがかなり堪えるようす。

不規則な時間に加えて休みが少ない。
1ヶ月休みナシなんて珍しくない。
というか、逆にたまに休みを取ると
「休みなんか取っちゃって締め切りは大丈夫だろうか」
と不安になってくる。

そんなだから子どもがなつくわけがない。
もう5歳になるというのに
たまに一緒に寝ようとすると
「あっち行ってよ!」
と大泣きされる。

父親らしいことは何もしていないのだから
当然といえば当然なのだが、これがけっこう寂しい…。
でもって今朝、起きると5歳の娘が絵をくれた。

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手前味噌で恐縮ですが…

自分に似て絵のセンスはまるでないようだが
テーマは「海の上にいるお父さん」だそう。
泣けた。
洗面所に駆け込んで顔を何度も洗った。
子どもからもらう絵がこんなにうれしいものだとは
知らなかった。

「お父さん、お魚いっぱい釣ってきてね」
だって。

よ〜し、明日からまた頑張るゾ〜!








恵みの雨


雨は降る降る城ヶ島の磯に
利休鼠の雨が降る
 by白秋

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これが城ヶ島の磯

恵みの雨である。
現在制作中の月刊つり人8月号では
全国のアユ釣りファン100名にアンケートをお願いし
天然アユのソ上状況や河川の状態を報告していただいている。

今夏は全国的にソ上は良好なのだが
いかんせん川に水がない。
だからアユがまだ上流部まで来ていなかったり
成長できずに群れているという地域が多い。

それもこの雨で、どうにかなりそうである。

さて、「城ヶ島の雨」を作詞した北原白秋は
福岡県柳川出身の詩人である。

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白秋生家がある柳川の沖ノ端

九州地方も例に洩れずに日照り続きで
アユ釣りへの影響が心配されたが、
どうやら、この梅雨前線でどうにかなりそうだ。
昨年や一昨年のような豪雨にならなければ…

アユ釣りファンにとって九州は夢の地である。
中でも熊本県の球磨川は尺アユの宝庫として知られる。
僕も何度か行ったことがあるが、
本州のアユ釣りとは別次元である。
ひとたび球磨川の大アユが掛かろうものなら
引き味を楽しむなど悠長なことは言ってられず
綱引きをするような感じでサオにしがみつかなくては
取り込めない。

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球磨川では解禁日からこんなアユが掛かってくる

今期はやはり水不足で解禁当初はよくなかったというが
梅雨が終わって灼熱の夏が訪れてからが本番。

釣況が上向けば、ぜひとも今夏は球磨川に行ってみたい!




閉店間際の大勝負


23時まで営業のスーパー。

滑り込みセーフ。

鮮魚コーナーへまっしぐら。

きたきたきたっーーーーー!


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イワシ刺身398円が100円

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メバチマグロ大トロ780円が390円

ゲットッーーーーーー!

閉店間際のスーパー。
一歩間違えると鮮魚コーナーには何もないなんてこともある。
うまくすれば、半額かそれ以上の値引きで
鮮魚が買える。
凶と出るか吉と出るか。

答えは風に吹かれている。

♪The answer, my friend, is blowin' in the wind,
♪The answer is blowin' in the wind.


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500円で買えるシアワセ






次のサミット


ドイツで開かれた主要国首脳会議(ハイリゲンダム・サミット)
の主要テーマは2013年からの京都議定書の次の温暖化対策。
本当に、真剣に考えなくてはならない時期は過ぎているのに
どうも自国の利益というか、
自分達のパトロンさんのことばかり考えて駆け引き
しているような気がしてならない。

頼むからちゃんと地球環境を考えてくれよ!

そういった観点で、というわけではないが
今夜、神保町で弊社月刊三誌の編集長サミットが開催された。
参加したのは僕のほか
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フライフィッシャーのタキ編集長

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バサーのコバヤシ編集長

釣りキチが3人集まれば
自然と会話は釣りに。
釣り話に熱くなっているとすぐに
「すみません、もうお店終わりなんですけど」
と退場の催促。

お会計1万4000円也。
3で割ると…?

フ〜(◎0◎;)、ボーナス後でよかったぜと思いきや
3000円しかありましぇん!

仕方ないタキ編集長に借りるか…
4000円しかありましぇん!

ムムム…、コバヤシ編集長
当然、諭吉殿は居ましぇん!

カードが使えたからよかったようなものの
これで万が一カードが使えなかったら…( ̄□ ̄;)

ちなみに、次のサミットは北海道の洞爺湖で
来年の7月7日に開幕する予定だが
このままいけば、次の神保町サミットはいつになる!?






夜釣りのお供に


夜釣りの季節がやって来た。
伊豆方面へイサキ釣りに行こうと思ったが
今シーズンは遅れていて
まだダメだという。

その代わりというわけではないが
アオリイカが絶好調だ。
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伊豆半島で絶好調モードに突入したアオリイカ

特にいいのが網代港。
元々、実績が高いだけに混雑は必至。
先日もアオリイカをねらって釣行したが
明るいうちはとてもサオだしできる状態ではなかった。

ところで、こんな便利グッズがあるのをご存知だろうか?
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ケミホタルとウキ止メゴム管が一体になった「からまんホタル」

夜釣りの定番アイテム、ケミホタルとウキ止メゴム管が一体になった
からまんホタルだ。
本来はウキフカセでねらう
メジナ、クロダイ、アジ釣りなどに用いるものだが、
先日は夜アナゴ釣り、でもってつい最近、アオリイカの泳がせ釣りに使った。
ライントラブルは夜釣りの大敵。
それが減るだけでもうれしいし、
泳がせ釣りでは、アジがちゃんとタナまで落ちているかが分かるからグー。

で、肝心のアオリイカは釣れたかって?
詳細は月刊つり人8月号(6月25日発売)をご覧ください( ̄。 ̄;)

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