ざっと日刊つり人

釣り情報満載! 国内で最も歴史のある釣り雑誌「月刊つり人」編集部員によるオフィシャルブログです。
取材時の裏話など、釣りにちょっぴり役立つ記事を、ざっと日刊でお届けします!

2008年08月

金曜の夜。歌舞伎町、花道通り


北里大学3年生のイシダ君が
出版業の勉強をしたいと
夏期の2週間、バイトにやって来た。

今どきの若者にしては礼儀正しく
なかなか骨のありそうな青年だ。
日曜日の夜には高速バスで三陸海岸に帰ってしまう。

一生懸命頑張ってくれたことだし
最後くらいは、いい所に連れて行ってあげよう。
というわけで、新宿へ向かった。

夏休みということもあり
夜の歌舞伎町は、いつにも増して若者たちで賑わっていた。
行き交うギャルの露出度は高い。
汗でしっとりと濡れた柔肌は
6寸ほどの天然ヤマメのように艶々輝いている。

コマ劇場を過ぎると
花道通りに突き当たる。
風林会館と西武新宿線の駅ビルを結ぶ道で
ホストクラブやキャバクラが軒を連ねる。

目当ての店は
花道通り沿いの一角に
天然アユの追い星のような
黄色い看板を掲げている。

ラーメン二郎。

aassdd
ラーメン野菜マシマシ

イシダ君はラーメン好きが高じて
ラーメン屋でバイトをしていたという。
しかし、まだ二郎は食べたことがない。

ならばと神保町店へ行ったものの
あいにくとお盆休み。
そこで、歌舞伎町まで足を伸ばしたというワケ。

qaz
念願のラーメン二郎を前にするイシダ君

イシダ君は二郎用語でいうところの
小ダブル野菜マシマシ
(普通ラーメンチャーシューダブル野菜大盛)
を見事完食。

「ご馳走様でした!」

と勢いよく店から出てきた彼の顔は
何かを成し遂げたという達成感に包まれていた。

頬を流れ下る汗の滴には
ネオンの光がキラキラと輝いていた。
(山根)


東京駅駅前に「サバがマグロを産む日」が出現!?

東京駅駅前の八重洲ブックセンター本店1F新刊&話題の書のコーナーに、
「サバがマグロを産む日」が大きなポスターとともに登場しました!
(8月13日現在)
なんて美味しそうなトロ…でも巨大すぎて食べ切れません!(笑)

さばん
八重洲ブックセンター本店の1F新刊&話題の書コーナー


また、老舗大型書店、
丸善のWeb「丸善インフォメーション」
”丸善のおすすめタイトル−注目の新刊”(理工・工学 7月28
日)にも取り上げられました!

ひょっとして、大ブレイクの予感…?

正直、小難しい本はあまり得意ではないが
担当者の書籍編集長にすすめられて読んでみたところ
一気に読破。

でもって、ますます知りたいことがでてきたので、
著者のひとりである東京海洋大学の准教授、
吉崎悟朗さんにお話を聞きに行ってしまいました。

さばあば
水産学博士の吉崎悟朗さん

吉崎先生はヤマメにニジマスを産ませることに成功した研究者。
なぜ、そのような研究が必要なのか。
これまでのバイオテクノロジーは
食糧増産のために研究されてきたが
吉崎先生が目指したのは
絶滅危惧種の救済。

現在、日本には絶滅の危機に瀕している魚類が少なくないが
これらを救う方法が、このバイテクに託されているのだ。

吉崎先生は、大の釣り好きであり
釣りが高じて水産学の道を歩むことになった。
だからこそ、こうした発想が生まれたのだと思う。

なんと、現在バスプロで大活躍の並木敏成さんは
大学時代のアウトドアサークルの2年後輩にあたるとか。

「一生幸せになりたかったら釣りを覚えなさい」
とは言うけれど
魚あっての釣り。

というわけで
ぜひとも釣り好きの方には「サバがマグロを産む日」を読んでいただき
魚を取り巻く現状を理解していただきたい。

もっともっと知りたくなった方は
今月25日発売の月刊つり人10月号をどうぞ!
(山根)

2008江戸前ハゼ好調!

旧中川
旧中川のハゼ釣り場

世間はお盆休みに突入したというのに
編集部は全員出社。

世間がバカンスに浮かれているときに働くことには
もう慣れたつもりではいたが
こう暑くては気力も失せる。

というわけで
本日は早起きして
江東区の旧中川へハゼ釣りだ。

ポイントの詳細はコチラ


今日は午前8時が干潮。
下げ止まりこそ食いが悪かったものの
9時過ぎくらいからエンジンが掛かり
10時過ぎには入れ食い状態に。

しかも釣れてくるのは
ご覧のとおり粒ぞろい。

旧中川2
飴色に輝く江戸前のハゼ

「ヤッホー!」

旧中川のハゼ君にたっぷりと英気をもらい
神保町に戻って締め切りと格闘するのであった。
(山根)

釣りが上手くなりたいという人へ

「もっと釣れるようになりたいッス」

なんて言いながら
な〜んにも考えないで釣りイトを垂れているのが
編集部のマノとサトウ。

入社当時は
なぜ編集部にやって来たのか理解できないほどだったが
最近は、少しは上達したようである。

それもこれも
月刊つり人の人気連載になっている
「○○釣り道場」
の賜物だろう。


道場
魚よりタガメが好きというマノ


道場2
自分は釣りが上手いと思っていたサトウ

毎月、いろいろな釣りの名手のもとを訪ね
ビシバシと指導をしてもらうという企画である。

あまりのヘボさに痺れを切らす先生もいるようだが
二人ともまだ、殴られたことはないようである。

この人気連載が
釣りポータルサイトのwww.e-tsuribito.jpでも見られるようになった。
その名も
ゲッツリ道場

第1回は堤防のメジナ釣りなので
夏休みに家族で堤防釣りを考えている方はぜひ見てみてください。
(山根)


フィッシング写真コンテスト開催中


夏休み

あまりの暑さで
アユ釣りの途中に川に潜り水中撮影。

今は防水タイプのコンパクトデジカメがあるから
水中撮影が誰でも簡単にできるようになった。

さて、現在、釣りポータルサイトいいつりドットジェーピー
では、オリンパス夏休みフォトコンテストを開催中。

誰でも参加できるので、
ナイスショットが撮れたら
応募してみてはいかが?

賞品はオリンパスの防水コンパクトデジカメ
μ1030SWをはじめ
オリジナルグッズなど盛りだくさん。

岩場に落とそうが水に水没させようがノープロブレム。
なにしろ、名刺サイズの大きさながら
水深10mまでオーケーなのだ。

応募期間は8月いっぱいなので
まだまだチャンスはありますよ!
(山根)

夏休み2
賞品のオリンパスμ1030SW


本気のアジング!



アジがルアーで釣れる。

このことを知っている人は少なくないだろう。
たとえばメバルねらいのジグヘッドリグにも
地域によってはアジが外道として混じる。

でもメバルねらいの外道で釣れるアジは
アジをねらって釣る数の数パーセントに過ぎないのだとか。

関東にいるとアジング人気といわれてもピンと来なかったが
この釣りの本場ともいえる瀬戸内
とりわけ広島周辺ではメバルを凌ぐ人気なのだ。

瀬戸内のアジングゲームのパイオニアといえば
「レオン師匠」でおなじみの加来匠さん。
実は瀬戸内のメバルゲームのパイオニアでもある。

0808041
千葉県外房にやって来た加来さん。
東京湾でのアジングの経験もあり、「アジは全国どこに行ってもアジ」と語る


そんな加来さんが
「アジはメバルよりも奥が深くゲーム性が高い」
と言うものだから興味津々。

そこで月刊つり人10月号(8月25日発売)にご登場いただき
本場・瀬戸内のメバリングについて
そして関東をはじめ全国で通用するテクニックを
解説していただいています。


お手軽で食べて美味しくエサいらず。
ゲーム性があって釣り場は全国に無数……。
全国的に火がついたエギングやメバルゲームに驚くほど共通点があります。

ワームだけではなくハードルアーでもねらえ
でもハードルアーだけでは成立しないという奥の深さ。
月刊つり人ではこれから数回にわたって
加来さんのアジング教室を誌面で展開していきますので
お楽しみに!

0808042
基本はワームの釣りになるが、メタル系やプラグが爆発することもある


0808043
ワームの種類も多彩。アジはフィッシュイーターなのだと再確認させられる


0808044
ジグヘッド単体では飛ばないし、アジが好むフォールを演出しにくい。
というわけでシンカーも大活躍するが、その使い方のコツは読んでのお楽しみ!




アジは周年釣れる地域もあるが
晩夏から秋が最盛期で
群れが大量に接岸するチャンス。

お手軽な漁港を舞台に繰り広げられる新たなゲーム。
ぜひチャレンジしてみてください(天野)。


崖の上のポニョ


今日は6歳の娘を連れて映画館へ。

今まで、夏休みに子供と遊んであげた記憶がほとんどないので
これではイカンと今年は率先して「いいパパ」を演じている。

見た映画はもちろん「崖の上のポニョ」。

♪ポ〜ニョポニョ、ポ〜ニョポニョ

というフレーズは、映画を見る前から耳にこびり付いているが
どういう類のストーリーなのかの事前情報は皆無。

舞台が海辺ということもあり
ついつい見入ってしまった。

まったく想像できない展開に
歳を重ねるにつれ硬くなった頭が
いくらか軟らかくなったような気がする。

子供のためとはいえ、
なかなかいい心の休養になった。

♪ポ〜ニョポニョ、ポ〜ニョポニョ
(山根)




最新号
記事検索
Archives
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ