ざっと日刊つり人

釣り情報満載! 国内で最も歴史のある釣り雑誌「月刊つり人」編集部員によるオフィシャルブログです。
取材時の裏話など、釣りにちょっぴり役立つ記事を、ざっと日刊でお届けします!

2016年06月

熊禍の2016年、今度は丹沢でクマ被害!

明日はいよいよ最新号の発売日。

と、思っていたら、
島根で釣り人が怪我をして驚いた
ツキノワグマの被害が、
とうとう関東のメジャーな渓流釣り場の
1つでもというニュースが飛び込んできました。

場所は神奈川県の丹沢(山北町)、玄倉林道。
ハイキング中の男性が、
親子2頭のツキノワグマに出くわし、
親グマが向かってきて、手持ちの三脚で
なんとか追い払ったものの軽い怪我をされたとか。

実は島根のニュースのちょうど少し前に、
丹沢湖に注ぐ、玄倉川、中川、世附川の3本の川のうち、
世附川に今季も久しぶりに釣りに行きたいと思って
知り合いに話を聞いたりしていたのですが、

「今年はクマを見たという話をけっこう聞くから、
あまり夕方遅くまで一人で残るような釣りはしないほうがいいよ」

とアドバイスを受けていました。

その後の各地のツキノワグマ出没多発で、
まさか自分が行こうとしているところで
クマとばったりは出来すぎだよなぁ……などと思っていたのですが。

次号ではさすがにツキノワグマについて、
釣り人の立場からも少し詳しく調べてみようと思います。

それにしても今年は何が違うのか?
非常に不思議ですね。

(八木)




つり人2016年8月号試し読み

今週25日はつり人最新号の発売日。
ということで、一足早く「試し読み」ページのご案内です。

「お試し読み」はこちら!(クリックするとページが繰れます)

最盛期突入のアユ釣りは、
天然ソ上が絶好調の愛知県矢作川で、
小沢聡さんと椿隆明さんが流心から次々と元気アユを
引き出す巻頭グラビアのほか、
最新の0.01号ラインを使った泳がせ釣りテクニック、
さらに全国の最新アユ釣り概況まで盛りだくさん。

さらに、2016年に好調なテナガエビ釣りポイントも、
利根川、荒川、江戸川、多摩川と幅広く紹介。
電車で行ける「駅チカポイント」も多く取り上げています。

人気のタナゴ釣りも夏の時期ならではの
釣行記を複数お届けしています。

盛りだくさんでお届けしていますので、
どうぞお手にとってご覧ください。







アユ釣りでクマ被害in島根県の驚き

秋田の鹿角市で起きた
一連のツキノワグマによる事故。
非常に痛ましい出来事ですが、
襲われた人の目的はネマガリタケ、
つまり山菜採りでした。

以前、早春の秋田米代川水系に
渓流取材に出掛けた時、
地元の方が「山菜はこれが一番人気」
と教えてくれたネマガリタケ。
長い冬を終えて、ようやく手にできる
山菜には、都会にいては理解できない愛着が
あるに違いありません。

さて、山菜採りは夢中で斜面に分け入ります。
それに比べて、釣りは開けた川の中を進みます。

そのため、「クマに襲われた」というニュースがあっても、
多くの釣り人は心のどこかで、
「おそらく山菜採りの人なのでは?」と
なかば自動的に想像するのではないでしょうか?
そして実際、クマ/ツキノワグマの被害のニュースも、
ほぼ山菜採りや登山です。

ところが、今回の島根県浜田市の八戸川で、
釣りに来ていた男性がクマに襲われて負傷したというニュース。

釣りとクマ(ツキノワグマ)が直接結びついただけでも
まず驚きましたが、その後、釣りが渓流釣りでも源流釣りでもなく、
「アユ釣りの準備中だった」と聞いて確実に
段階が1つ進んだと感じざるを得ませんでした。

山里の川とはいえ、山奥に比べたらはるかに
開けたアユ釣り場でクマが人に危害を加えるとは……。

充分に情報収集するとともに、
釣り人も意識を改めないといけなさそうです。

(八木)










多摩川テナガ・エクストリーム出社

天気予報で
「今日、明日は関東では貴重な梅雨の晴れ間です」
とお姉さんが言っていたからではありませんが、
本日は出社前に急きょテナガエビ釣り記事の追加撮影へ。

朝、ごそごそとヤブを掻き分け、
サオをだしたことのないポイントへ。
さながら昨今流行りの(?)エクストリーム出社。

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道具が手軽なテナガエビ釣り。
なにせ必要な釣り具は写真のバケツ2個だけ。
都会のビジネスマンにもおすすめです。
(背中にカメラリュックは背負ってましたが)

いろいろあって、結局、早朝から多摩川、荒川、江戸川と
ハシゴしてから、夕方に出社。

さて、最後の原稿仕上げねば……(ってかなりギリギリですが)。
夜、家に帰ってからの真っ赤な素揚げを励みに頑張ります。

(八木)

2016年 梅雨テナガin利根川

取材予定が入っていた日曜日、
朝起きて外を見ると思った以上の雨。

一度は中止と決めかけたのですが、
スマホの雨雲レーダーなどを見ると、
目的地の北関東は南関東に比べてだいぶ
雲が取れていきそうな感じです。

午前中のうちに現地のようすも確認すると、
やはり朝イチの雨は思ったより早く上がり、
薄明かりも差してきたとのことで神奈川県内の
自宅を出発しました。

目的地は利根川下流のテトラポッド帯。
梅雨からがまさにシーズン到来のテナガエビ釣りです。

近年、都市河川で気軽に楽しめて、
何より「食べると驚くほど美味しい」テナガエビ釣りが人気です。
都内の大型釣具店も軒並みテナガコーナーを設置しています。

河川の下流部に生息するテナガエビは、
水温の低い季節はやや沖目の深場で過ごし、
一年の中で梅雨頃から産卵に向けて浅場に接岸します。

このタイミングをねらって、
小バリにアカムシなどのエサを付けて、
1mほどの短いノベザオでエビが好むテトラポッドなどの
石組がある川岸をねらうと、ツンツン、ククンと
小気味よい引きと夕方の美味しいオヤツ(お父さんはビールのお供)が
楽しめるというわけです。

関東のテナガエビ河川といえば、
多摩川、荒川、江戸川の3つが三大エリア。
とはいえ、昨年の本誌で紹介した千葉県の養老川など、
テナガエビの生息域&釣り場は実は広範囲。

というわけで、次号つり人では、
アユやタナゴと並んでテナガエビ情報もお届け予定です!

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釣り場で出会ったお父さんと息子さん。親子で楽しむにもぴったりの釣り

テナガエビの釣り入門は
Honda釣り倶楽部でも好評公開中。
ご興味の湧いた方はこちらをどうぞ!


関東も梅雨入りしましたが、
釣りには楽しい季節になってきました。

(八木)

2016年 アユ河川続々解禁!

昨日は山梨県の桂川で解禁模様の撮影。
週末前にもかかわらず、
川には未明から多くのアユファンの姿が。

栃木の那珂川、神奈川の相模川なども
順調に開幕したとのことです。

場所によるムラは当然あったようですが、
桂川でいえば好調な人は
2束(200尾)に迫る勢いだったとか。

この週末も天気は落ち着いているようですので、
解禁のにぎわいはしばらく継続の模様。

いよいよアユの夏が始まります。

とはいえ、編集部員の取材はアユのみならず、
夏のマゴチ、田んぼまわりのタナゴ、
都市河川でのテナガエビ釣りと同時進行でせわしく進行中です。

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(八木)
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